韓国 – ティーンズ・トライアウト

韓国 ティーンズ・トライアウト

那覇国際空港 旧LCC専用ターミナル

ティーンズ・トライアウト。今回は「子供達だけで旅ができるか?」がテーマの旅を考えてみた。それならまずは安全性を重視すべきだなという事で韓国を選択。飛行機の手配やホテルの予約もやらせたかったが、うまくやらないとかなり高くつくので、そこはこちらで手配。17歳の哥哥を筆頭に13歳の姐姐、10歳の妹妹の3人でどこまでできるかやってみよう。


 

那覇国際空港 旧LCC専用ターミナル

今回も予算を考慮してPeach Aviationを利用。削れるところは削る。

チェックイン

ラゲージチェック

出国審査

ボーディング(搭乗)

までは問題なく進み、三人とも酔い止めを飲んで飛行機に乗り込む。

酔い止めについても事前に渡しておいて自分たちの判断で接種タイミングを決める。

妹妹は耳抜きができず上空で苦しむが寝てやり過ごしたようだ。

 

…もっとも三人ともフライトした途端にとっとと爆睡モードに入るんだけど…。

 

韓国 仁川国際空港到着

二時間ほどのフライトで無事、仁川国際空港到着。

長~い通路を渡って…る、うちにかくれんぼが始まる…。

さすが子供…。

でもま、なんとか先に進むことができ空港内を走るトラムに乗って、出国手続きを済ませる。

空港に着いたらやることリスト

・銀行のATMでクレジットカードを使ってキャッシング。
・日本から持ってきたUSDやユーロを両替する。
T-moneyカードを買う→チャージする。
ollehプリペイドWiFiを買う。

のはずなのだが、現金を手に入れたとたん彼らがとった行動は「ホットドック購入」。

…まぁ、ティーンは腹が減るんだろう…。

 

[追記]
2019/06時点の韓国での通信の確保方法は

kkdayでポケットWiFiを借りる

とか、

韓国4G-LTEデータ通信使い放題プリペイドSIMカード6日間

また、頻繁に海外に行く人なら、150ヶ国対応、一度購入してしまえば、その後はチャージだけで済む、

FLEXIROAM

などという方法もある。

僕は、
・海外に行くたびにSIMを手配するのが面倒。
・毎回SIMの設定が違うので手こずる。
・緊急の旅だとSIMを受け取りが間に合わない。
といった点をクリアできる「FLEXIROAM」で落ち着いている。

 

韓国 仁川国際空港

…ここにきてちょっと発見があった。

海外経験が一番多いのは中学一年生の姐姐、
知識的に英語が話せるのは高校二年の哥哥、
小学四年の妹妹に至ってはちゃんとした英語学習すら始まっていない…。

 

なのにホットドックを買ったのは妹妹。

 

哥哥と姐姐は後ろに立って見守っている。

…まあ哥哥は「英語が通じなかったらどうしよう(汗)」と考え込むタイプだし、 姐姐はホンワカしてるので、 必然一番社交的というか、物怖じしない妹妹が喋っちゃうんだろう。

よくよく考えたら妹妹は父を真似てふざけて英語も中国語も韓国語も単語や短いセンテンスを喋る。

しかも結構発音がいい。

 

…結局は「経験」よりも「知識」よりも「勢い」なんだね…。

 

腹ごしらえが終わってやっと買い物に。

もうそろそろ夜になっちゃうからテキパキとね、テキパキと…。

韓国でスマホを使おうと思った時、

①日本でポケットWi-Fiを借りて持っていく。
②韓国の空港でポケットWi-Fiを借りる
③無料Wi-Fiで我慢する。
④海外ローミングを使う。
⑤現地SIMカードを購入する。

など色々選択肢があるが、

①②は借りて返さないといけない(600円位~/日)。
③は空港や遊園地など大きな公共施設や宿泊ホテルだけなので無いに等しい。 フリーWi-Fiもあるがなかなかなかったり繋がらなかったり…。
④ローミングはやはり高い(2,000円位/日)。
⑤は対応機種とかちゃんと調べる必要がある。

前回の旅ではポケットWi-Fiが重宝したので、いくらかかるか調べてみたが、6日間で5,000円を超える。

多少不便でも手軽で安価といった理由から今回は一日約300円で「ある程度」自由にWi-Fiが使える

olleh プリペイド WiFi

を使うことにした。

 

なんとか現地で動く準備が整いいざソウル市内へ。
飛行機が40分ほど遅れた事もあり、 キャッシングの手数料に躊躇した事もあり(キャッシングで1.5%ほど手数料がかかります)、 軽食タイムが発生したこともあり、 結構遅い時間になってしまったので 予定していた仁川チャイナタウンへの強硬ツアーは断念。

さ、とっととソウル市内に入ろうぜ。

■T-moneyカード

T-moneyカード

日本のSUICA(スイカ)やIcoca(イコカ)と同様のプリペイドカードで、これ一枚あれば首都圏の地下鉄、バス、鉄道などカードをかざすだけで利用できるので小銭が出なかったり、現金よりも割引が適用されていたり、乗り換えでのその都度発生する基本料金が一回分で済んだり、イチイチ料金を調べて乗車券を買う手間や時間が省けたりとかなりメリットがあります。
また、T-moneyのマークがついているタクシーやコンビニ、駅内の自動販売機でも利用可能。
ソウル以外でも釜山や大邱の地下鉄でも使えます。
今後T-moneyカードが使える範囲はまだまだ拡がっていくと考えられますね。(2015/11/10時点)

■購入方法

T-moneyと提携しているGS25、セブンイレブン、ファミリーマートなどのコンビニや地下鉄構内の自動販売機で購入できます。空港内のコンビニでも購入可能です。
地下鉄構内の自動販売機で購入する場合は、韓国語、英語、日本語、中国語の言語選択ボタンがあるので、落ち着いて操作すればだれでも買えると思います。
他の国でもそうですが「Language(言語)」という英語だけは覚えておくと便利で、そのボタンを押せば言語選択ができるというのが一般的です。
T-moneyはカードタイプと携帯ストラップタイプがあり、カードタイプだと3,000韓国ウォン(約300円)。携帯ストラップタイプはカードタイプより高めです。

■チャージ方法

駅構内、コンビニなどにある自動チャージ機で1,000韓国ウォン(KRW)単位でチャージできます。

■残高確認

駅構内、コンビニなどにある自動チャージ機にかざすと残高が表示されます。
もちろん自動改札機を出る時にも残高が表示されます。

■その他の情報

・他の人のカードから自分のカードへ残高を移すことができます。
・成人のカードは期限がないので、また韓国に来る時に使用することができます。

■注意

コンビニでT-moneyカードを購入する時に年齢を聞かれます。
例えば家族でT-moneyカードを購入する時はそれぞれでカードを管理しカードを混ぜないように気をつけて下さい。
成人が高校生のカードを使うと改札で引っかかります。
カードもデザインが色々あるので、違うデザインのカードを購入するのが一番わかりやすいと思います。

 

地下鉄構内 T-moneyカード機

左側の青い機械でT-moneyカードを購入する事ができ、右側2台でチャージや残高確認ができる。

■近隣国の同様の交通カード

韓国 …T-moneyカード
台湾 …悠遊(ゆうゆう)カード/ Easy card
香港 …オクトパスカード(Octopus card/ 八達通)
上海 …交通カード(中国語:Jiaotongka)

 

■ollehプリペイドWiFi

韓国の大手通信会社が提供するプリペイドWiFi。
コンビニで購入することができる。
ポケットWi-Fiのように機器がなく、スマホだけでWiFiを使えるので
手軽さは一番。
ただし、地下鉄の電車の中、駅中、コンビニ周辺と、
Wifiスポットが限られるのでヘビーに使いたい人には不向き。ウェブサイト(日本語対応)でもクレジットカードを使って購入できることになっているが、
僕は2回チャレンジしてうまくPINコードを受け取ることができなかったので、
ここではお勧めできない。

olleh プリペイドWi-Fi 購入ページへ
・1時間カード(1,100KRW 約100円)
・1日カード(3,300KRW 約300円)
・4日カード(9,900KRW 約900円)

■1日カード
24時間利用可能。

ollehプリペイドWiFi・1day

■4日カード
96時間利用可能。
3日分の料金で4日使える。1日分お得。

ollehプリペイドWiFi・4day

■設定方法
・購入したカードの裏側にある銀色のクスラッチを削って12桁の番号を確認する。

・お持ちのスマホの「WiFi設定」から「ollehWiFi」の鍵のついていない方を選択。

・フラウザを立ち上げると
ollehのサイトに移動します。

・「Prepaid wifi(PIN)登録」のボタンを押して登録画面へ。

・12桁のPINコードを入力。

・名前をアルファベットでスペースなしで入力。

・メールアドレスを入力。

・「Next」ボタンを押します。最後の処理が少し長いので、電波の安定しているところで作業するようにして下さい。

僕は登録時に何度もエラーが起きましたが、エラーが出ても挫けず頑張れば設定完了するはずです。

 

韓国仁川国際空港 地図