ゴールドコースト – サーファーズ・パラダイス

ゴールドコースト サーファーズ・パラダイス

ゴールドコースト サーファーズ・パラダイス ビーチ

サーファーズ・パラダイス。 ゴールドコーストと呼ばれるエリアの中心街で多数の水路が入り組んだ地形のエリア。 多くの有名ホテルやコンドミニアム、高層のビル群がシー・フロントに立ち並ぶオーストラリア有数のリゾート地。写真で見て取れるように白砂のビーチが霞むほど先まで続く。


 

流れ続ける旅生活が長くなってくると、宿がなくても、金がなくても 何とかなると段々気持ちの余裕が出てくる。無いのが当たり前なのだから慣れるんだろう。

タウンズビルからは古巣のブリスベンには入らず、そのままサーファーズ・パラダイスに入った。またしても3ヶ月に及ぶオーストラリア一周の旅の後なので百ドルほどしか手持ちがない。

1オーストラリアドル=86円程度なので日本円にして1万円あるかないかだ。

まずは住み家を探して、住所が決まったら即仕事探しを始めないとまずい事になる。

 

オーストリア ゴールドコースト サーファーズ・パラダイスのパレード

1986/12・カーニバル。

サーファーズ・パラダイスが一番暑い12月に帰ってきた早々カーニバルをやっていた。 だが、ラッキーな事にここでKengoさんという人と知り合い、フラットをシェアさせてもらえる事になった。

サーファーズ・パラダイスには日本人はたくさんいるのだが、カーニバルを見ながらさり気に立ち話になり、

 

Kengo「旅の途中?」

Me「はいフラットを探してて…」

Kengo「…じゃうち来る?」

Me「え、いいんですか?」

Kengo「週○○ドルだけどどう?」

Me「サーファーズ・パラダイスって仕事ありますかね?」

Kengo「日本人観光客がたくさん来るから免税店とかいろいろ仕事あるよ。」

Me「んじゃフラット連れてって~(笑)」

 

ってなくらいあっさりした出会いだった。

 

オーストリア ゴールドコースト サーファーズ・パラダイスのフラット「Esplanade」

サーファーズ・パラダイスの海岸沿いを走るザ・エスプラネード通り(The Esplanade)沿いの フラット「Esplanade」にKengoさん、Korogiと3人で住むことになった。

エレベーターはついてなかったがプール付のサーファーズ・パラダイスらしいマンション造りのフラットだった。

 

やっぱり日本人、溜まる溜まる

Kengoさんがツアコンダクターをしていた事もあり、陽気で人懐っこい性格もあり、 このフラットも入れ替わり立ち代わりお客さんが訪れるゲストハウスのようになっていった。

一泊AUD5.00。

 

旅の途中のサーファーが数日泊まっていったり、近所に住む日本人が出入りしたりした。

 

オーストリア ゴールドコースト サーファーズ・パラダイスのフラット「Esplanade」

タウンズビルで出会った日本人旅行者もKengoさんが偶然拾ってきた。

 

オーストリア ゴールドコースト サーファーズ・パラダイスのフラット「Esplanade」

はじめてブリスベンで住んだ時のフラットメイトHisakoさんと再会。

ブリスベンシドニー、サーファーズ・パラダイスと居住ベースで同じ動き。

…まあチョイスはそう多くないので、このパターンを通る人は多いのかもしれない。

 

初めてのサーフィン

オーストリア ゴールドコースト「サーファーズ・パラダイス ビーチ」でのサーフィン

フラットの真ん前のビーチ。2車線の道路を横切れば「サーファーズ パラダイス ビーチ」。サーファーたちはすぐに↑こうなる。

実は彼らがうちのフラットに居候している間に、僕は生まれて初めてサーフィンにチャレンジした。

 

結果は散々。

波のてっぺんから叩き落されるは、波に沈んだらどっちが上かわからず窒息しそうになるわ、水は飲むわ…。

…そこに辿り着くまではさっぱり波にすら乗れないわ…。

だいたい初心者がいきなりゴールドコーストで波に乗る事体間違っている気もするが…。

 

結局僕のサーフィン人生は一度もボードに立てないまま、この時点で幕を閉じる事になった。

 

…二度とやらねーぞ…

 

サーファーズ・パラダイスでの仕事

オーストリア ゴールドコースト サーファーズ・パラダイスのフラット「Esplanade」のベランダ

仕事はと言えばダリルジェームス(Darryl James)という免税店で仕事をはじめていた。

 

スタッフのオージーの自宅でB.Y.O(Bring your own)でホームパーティをしたり、みんなでカジノ(コンラッドジュピターズホテル&カジノ(Conrad Jupiters Hotel & Casino):2019/06現在「ザ スター グランド アット ザ スター ゴールドコースト」)に行ったりして 結構充実した日々を送っていた。

しばらくしてシドニーでつるんでいた武道家コンビMasaさん、Hiroshiさんがシドニーから転勤でサーファーズ・パラダイスの オパール・スペクトラム(Opal Spectrum)という免税店に入っていて街でバッタリ。

「オイ、人手が足りん。すぐその店辞めてうちに来い!雇ってやる!」

(だ、…だから働いてるっちゅーに…)

 

…もちろんこの二人にかかったら逃げ場はない。
…その週末、ダリルジェームスのペイ(給料)をもらってすぐオパスペに移る事になった。
…すごいバイタリティというっか…強引な方だ…。

 

サーファーズ・パラダイス周辺の現在の宿泊施設情報



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【B.Y.Oって…】
オーストラリア独特のスタイルで「Bring Your Own」の略で持ち込みの事をそういいます。
大体はアルコールの事を差していて、レストランでも「B.Y.O」と表示があれば「お酒持ち込みOKよ!」という意味。
ただその場合「コーケージ(Corkage)」という持ち込み料金が取られますのでご注意を。身内で行うホームパーティやバーベキューパーティの場合でも基本「B.Y.O」と考えた方がいいです。

 

ザ スター ゴールドコースト(オーストラリア)地図