オーストラリア・ブリスベンでの暮らし
ローンパインコアラ保護区(Lone Pine Koala Sanctuary)
だんだん生活にも慣れ、知り合いも増えるとあちこちのホームパーティに呼ばれるようになってきた。 この頃には車を持っていたYujiさんもオーストラリア国内旅行に出てしまい 車が無くなり動きが取りづらくなっていたので ホームパーティで知り合ったハヌマンさんから車を買った。向こうも日本に帰る前に処分したい という事もあって言い値買い値の400ドル。運転の仕方はKazuさんに教えてもらった。
車が手に入るとまた行動範囲が広がる。新しくフラットに入ってきたShinjiさん達とローンパインコアラ ・サンクチュアリに行ってみた。
▲タスマニアン・デビル(Tasmanian devil)。5~60cmの体長だが最大の肉食性有袋類。 噛む力が強く自分より大きな動物も食べちゃったりするので気を付けてって…。 んじゃ、人間の子供でも3歳児くらいならヤバいんじゃね?
▲コアラ(Koala)。コアラ保護区ですもんね。もちろん有袋類。抱っこさせてもらえるが結構痛い。
▲エミュー(Emu)。
▲エミュー(Emu)の後ろを歩いてみました。
▲カンガルー(Kangaroo)に囲まれてみました。有袋類。
クイーンズランド州とニューサウスウエールズ州の州境
▼州境の街、QLD州クーランガッタ(Coolangatta)とNSW州トゥイードヘッズ(Tweed Heads)。 夏場になるとNSW州はサマータイムになり、この小川の右と左で1時間の時差が生まれる。
とにかくよく一緒に行動した。 英語がまったく喋れず、右も左もわからない無職19歳の僕は、基本どこへでもお兄様お姉様にくっついていく。 平日の夜、食料品がなければスーパーマーケットのWoolworths(ウールワース)に集団で出かけ、 新しいシェアメイトが入れば案内がてら街をドライブ。 週末には近隣の都市にお泊りに出かけた。
ラミントン国立公園(Lamington national park)でキャンプ
内陸は「砂漠やブッシュ」というイメージのあるオーストラリアだが、 ラミントンは広大な亜熱帯雨林が広がる国立公園。2004年現在160kmに及ぶウォーキングトラックがあり、 ツリー・トップ・ウォークを体験したり、 カラフルな野鳥や滝などの自然を見て楽しむことができる。 1994年、ユネスコ世界遺産「オーストラリアのゴンドワナ多雨林群(自然遺産)」として 拡大登録されている。
ナイトドライブ
この頃になると大家さんとのやりとりはYujiさんに代わりKazuさんが行っていて、 新しいフラットメイトが増えた。相変わらずみんな僕より年上だったが、 すぐに仲良くなり、以前に増して時間があればドライブに行くようになっていた。
僕も古株になってきて、色々な状況が見えるようになってきていた。
日本から来た僕たちにとってとても不思議に感じたのが オージー(オーストラリア人)の身なり。
◆まずは街中をはだしで歩いているオージーがたくさんいた。 もちろん家に入って靴を脱ぐ習慣はないので分らなくもないが、 銀行やデパートで素足の人を見るとちょっと違和感があった。
◆あと、働いている人たちの短パン(バミューダ・パンツ)にワイシャツにネクタイという服装。 短パンのところだけが違和感なのだが、暑いからクールビズ的に理解はできるが なんかボーイスカウトのようで印象的だった。
…誤解の無いように言っておくが、もちろんニューヨークのファッション誌から飛び出してきた ようなお洒落な人もたくさんいた事を付け加えておきます。